1. 理想と現実は大違い！？家づくりの不安あれこれ。
念願のマイホーム。初めてのリフォーム。
理想の家づくりは誰にとっても人生の一大イベントに違いありません。
出来るだけ信頼できる建築業者を選び、時間をかけて満足のいく家づくりを目指したいものですが、いざ、実行に移してみるとなかなか思い通りに行かないものです。
では、理想の家づくりにはいったいどんな不安要素や問題があるのでしょうか？
これまで、地元・青森で数多くの家づくりに関わってきた立場から、家づくりの不安要素をお話し致します。
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有限会社 弘前ハウジング
代表取締役 藤田 秋子
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1.どこに建ててもらえばいいの？
建築業者選びによる不安
インターネットをはじめとする情報化社会の昨今、「家づくりの建築業者選びなんて、ネットで簡単に検索できるんじゃないの？」とお思いではないでしょうか？
しかし、本当のところインターネットで目に付く情報というのは非常に限定されており、いわゆる「大手ハウスメーカー」ばかりが目に付くといった印象は免れません。
最近では小さな工務店でもホームページを作っているところが多く、地域のコミュニティサイトに広告を出して、宣伝や告知をしている所も数多く見受けられますが、Yahooなどポータルサイトで宣伝している大手ハウスメーカーのものと比べて見劣りするのは否めません。
テレビや雑誌などのマスメディアと同じく、インターネットも集客効果のある広告媒体として認知されている今、住宅業界においても広告宣伝費をふんだんに使える大手ハウスメーカーほど、露出度が高いのは当然です。
いずれにせよ、ハウスメーカーに限らず「大手＝安心・信頼が高い」とは言えなくなっている社会の風潮の中で、それらインターネットで容易に得られるような情報（実は広告や宣伝）というのは、本当の意味において「安心できる」「信頼のおける」建築業者選びとは縁遠いものと言えるのではないでしょうか。
不安解消法1
広告宣伝に惑わされず、出来るだけ客観的な目で建築業者を選びましょう。
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2.自分のペースで家づくりができるの？
建築業者の言いなりになる不安
ショッピングで店員の営業トークに上手く乗せられ、買う気もあまりないまま思わず買ってしまった経験は、誰もが一度はあると思います。
ですが、それが「家」だったらどうでしょうか？簡単に諦めきれるもんではないですよね。
例えば、モデルハウスや住宅展示場にあなたが訪れたとしましょう。
必ずといっていいほど、アンケートやプレゼントの引き替えに名前と住所、電話番号などの連絡先を書かされます。
すると、次の日、間違いなく営業マンがやってきます。
最近では、住宅展示場へ車で乗り付けただけで営業マンがくるようになったケースもあります。
（車のナンバーから調べる！？）
…もうお分かりだと思います。大手ハウスメーカーの営業マンは、住宅営業の「プロ」。
それこそアノ手コノ手を使って「営業」するのは当然です。
一生に一度になるかも知れない大きな買い物ですから、自分自身の気持ちをしっかり持って、建築業者のペースに乗せられないようにしましょう。
不安解消法2
あなたのペースに合わせてくれる、信頼の置ける建築業者を選びましょう。
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3.どれ位、お金が必要なの？
希望する家づくりに必要な予算が分からない不安
ご自分の希望する家づくりに、果たしてどの程度の予算が必要なのか、
最初から分かられる方は、少ないと思います。例えば実際に家を建てるのに必要な費用として次のものがあります。
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●建築工事費
- 本体工事費…ハウスメーカーや住宅展示場など、カタログに記載されている価格
- 別途工事費…既存建物の解体費や地盤改良の工事費、塀・門扉・屋外駐車場の設置費用、照明器具・カーテン・空調・屋外電気の工事費、給排水の引込工事などの費用
- 設計料…設計事務所に払う費用（自社設計の場合はそれにかかるコスト）
本体工事費と別途工事費を合わせた10％程度が目安。
●諸費用…主に印紙や登録免許、不動産取得に関する税金や登記費用、
住宅ローンの手続きや、引越、仮住まいが必要な時に生じる費用。最低でも本体工事費と別途工事費を合わせた5％程度が必要。
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これらは当然、建てる家によって違いますし、建築業者のよっても違います。
「実はこれは別途工事費が必要だった…」なんてことがないように、十分に建築業者と打ち合わせし、
限られた予算の範囲であなたの希望を汲み取りとってくれる建築業者を選ぶことが、理想の家づくりの第一歩と言えそうです。
不安解消法3
あなたの希望を汲み取ってくれる「善意ある」建築業者を選びましょう。
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